コビーの後輩で、海軍の中でも自由に動ける特殊部隊SWORDに所属しているひばりについて考察していきたいと思います。
1071話でクザンに凍結させられてしまったひばり。どうしてクザンはコビーではなくひばりを凍結させたのか?そこには赤犬との因縁があるのではないかと考えています!
ひばりはなぜ凍結されたのか?
黒ひげに攫われていたコビーは、ガープとSWORDのメンバーの作戦によって救出されようとしていました。重りを自ら持って走るコビーと、その後ろを走るひばり。このまま脱出しようというときに、ひばりはクザンによって凍結させられてしまいます。
実際、コビーを逃がしたくないならコビー自体を凍結させる方が効率がいいでしょう。しかし、クザンはひばりを凍結してしまいました。なぜクザンはひばりを凍結したのでしょうか?
①コビーを足止めするために、ひばりを凍結した?
コビーは六式を使えるため、非常に素早く逃げることが出来ます。そんなコビーを本当の意味で足止めをするなら、後輩であるひばりを完全凍結させることが手っ取り早いからと、クザンが考えたのではないでしょうか。実際、コビーは凍結したひばりの身体を両手で抱きかかえ、その場に足をついていました。
かつてロビンもクザンに全身凍結させられたことがありましたが、凍結させられても命に別状はなく、温めたりお湯をゆっくりかけたりすると解凍されて元に戻ることが出来ます。ひばりも命に別状はないことがわかっていますが、凍結された後はどうなるのか気になりますね。
ガープも仲間を大切にするタイプなので、凍結されたひばりを置いていくとは考えにくいので、コビーではなくあえてひばりを凍結したという可能性は高いですね。
また、コビーは海軍大佐、ひばりは海軍中佐なので、能力的にはコビーの方が上と考えると、弱いものを狙った可能性もあります。ひばりはクザンの攻撃を避けられなかったのかもしれません。
②赤犬の娘だから積極的に狙った?
クザンはSWORD(ソード)について詳しく解説してくれています。非常にSWORDについて理解があるように感じました。これはクザン自体がSWORDに所属だったか、近しい人間がSWORDに所属していたのではないかと考えています。
クザンと因縁があるとすると、赤犬/サカズキが思い浮かびます。
さらに、ひばりはサカズキによく似た広島弁を話しているので、ひばりはサカズキの娘の可能性が高くなりました。
- 変な意味じゃのうて
- お弁当作ってきましたけ
- 撃ち込みましたけ
- 敵は武器を使えんです
口調だけ見るとサカズキによくにていますよね。
また、海軍本部中佐という立場にいることから、2年で大佐になったコビーと同じくらい出世が早いです。コビーと同じくらいの能力を持っているか、サカズキの娘ということで出世が早かったかのどちらかでしょう。
これらの理由で、ひばりはサカズキの娘だと考えると、クザンがいきなりひばりを狙ったのも納得がいきます。
因縁ということでひばりを狙った可能性もありますが、サカズキの娘であるひばりの能力を知っているからこそ先に凍結させたのではないでしょうか。サカズキはマグマグの実の能力者で、クザンはサカズキが元帥になるのを止めるために戦い、負けて海軍を辞めることになりました。
ひばりも炎系の能力者だったとしたら、クザンと相性が悪い。
事前にひばりを凍結させておくことが、勝率をあげるためにクザンが事前に動いたという可能性もあります。
ひばりも何かしらの能力者なのかもしれません。
ひばりの能力を考察!正体は赤犬の娘?
ひばりの攻撃で今わかっていることは「お花弾」です。
これはGPフラワーと呼ばれる、火薬を花に変えるというものを使っています。ペガバンクが作った弾で、銃に直接打ち込むことで、銃から花が咲いて戦闘不能にすることが出来るというものです。実際、コビーを救い出すときに銃が使い物にならなかったシーンがありました。
これはペガバンクが作った武器であり、ひばりの能力ではありません。
もちろん、GPフラワーをすべての銃に打ち込んだと考えるとひばりの能力は非常に高いと言えますが…。武器も非常に長距離射撃に長けたライフルを持っているので、狙撃手なのだとわかります。
名前から考えるひばりの能力
ひばりとは、実際に存在する鳥の種類です。「雲雀」という感じが当てられており、直角に飛び上がること、垂直に落ちていくように飛ぶのが特徴的な鳥です。また、夏鳥と呼ばれる、1年で移動する鳥でもあります。夏は日本で過ごし、寒い冬になると南の地方に移動して暖かい気候の場所で常に過ごそうとするのが特徴です。
尾田先生は名前を適当につける人ではないので、ひばりという名前にはなにか理由がある。
- ひばりは夏鳥なので寒さに弱い
- 直角に浮かび上がる(フワフワの実?)
夏鳥だから寒さに弱いという考察をすると、クザンの凍結を喰らってしまったことにも関連性を感じます。また、暖かい気候を好むということは、マグマグの実である父は温度が高いと考えられるので、やはり赤犬/サカズキの娘なのかもしれません。
フワフワの実は、金獅子のシキの能力でした。船を何隻も浮かべていたシーンがあったほどです。もしひばりがこの能力を持っているのであれば、GPフラワーを打ち込むことや、SWORDとして活動していく中でかなり優秀な能力を持っていると言えます。しかし、フワフワの実は戦闘に長けている能力ではないので中佐という位置に収まっているというのも筋が通る気がします。
ひばりの正体が「赤犬/サカズキの娘」だとクザンは知っていた?
赤犬/サカズキも自分の娘がいることを公に話すようなキャラクターではないですし、ひばりも父親自慢をするようなキャラクターには見えません。二人とも親子であることは公言せずに海軍に所属しているような気がします。
しかし、クザンは洞察力も高いですし、上層部にいたので海兵のデータをみることは容易だったはず。クザンだけはひばりが赤犬の娘であること、そしてひばりの能力を知っていたから真っ先に止めたのではないでしょうか。真っ先に止めたことを考えると、フワフワの実よりももっと強い能力を持っている可能性もありますね。
まとめ
こちらの記事で紹介したことは、以下の通りです。
- 1071話でひばりは凍結されてしまった
- クザンがひばりを狙ったのは「赤犬の娘」だから
- コビーを足止めするためにひばりを凍結した可能性もある
- ひばり(鳥)は寒さが苦手。赤犬の娘の信憑性が高い
- クザンはひばりの能力をしっていたから、真っ先に止めたのでは
ひばりが凍結したワンシーンだけでも、かなりの考察が出来てしまうのがワンピースの面白いところですね。