ワンピース雑学

【ワンピース】ルフィVSサンジ、ルフィVSゾロの原因と決着

ルフィの強力な味方であるゾロ・サンジの二人。長い間ルフィの両翼として活躍していたふたりでしたが、実は過去にルフィと決闘をしていました。今回は、ルフィVSサンジ、ルフィVSゾロについて詳しく紹介します。

なぜ決闘することになったのかのあらすじから、決着までまとめていきます!




ルフィVSゾロ|13巻112話 ウィスキーピーク

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、13巻、112話、集英社

ルフィとゾロが真剣に決闘したのは、グランドラインに入って初めて立ち寄ったウィスキーピークでの出来事です。その時はルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジの5人しかおらず、ふたりを止める人も少なかった時代です。

ウィスキーピークで歓迎され油断したルフィたち

ウィスキーピークは、クロコダイルが管理しているバロックワークスという秘密結社の人間だけで出来ている町で、立ち寄った海賊に酒をふるまい歓迎したように受け入れて、眠っている間にお宝を奪おうという魂胆でした。さらにルフィたちを捕まえて世界政府に渡せば褒美が貰えるという一石二鳥な作戦をしていたのです!

麦わら海賊団も歓迎され、食事やお酒を振舞われ大盛り上がりの宴会を楽しんでいました。

そして寝静まったときに動き出すバロックワークスの人間たち。しかし、眠っていなかったゾロだけがその作戦を阻止することが出来たのです。ウィスキーピークにいたのは約100人の人間で、ゾロはひとりでその人数を相手にすることになったのです。

途中で起きたルフィ

途中で起きたルフィは自分たちによくしてくれたウィスキーピークの人たちが倒れているのに気づき、「誰にやられたんだ!?」と問いかけると、ゾロにやられたと答えたのを聞いて、ルフィはゾロと戦うことを決めたのです。

ゾロが真実を伝えようとする前に攻撃を仕掛け、二人の戦いは苛烈になっていきます。

最終的にはゾロも本気で戦うことになり「イイ機会だ… 武闘と剣術どっちが強ェか…」と本気で戦っていました。途中で漁夫の利で乗り込んできたバロックワークスの人たちもまとめてなぎ倒していました。

二人の戦いの結果は…

結論は、引き分けです。

二人が真剣勝負している音を聞いて起きて来たナミに怒られて、ふたりとも戦いを辞めるのでした。

つまり、ふたりの決着はついていません。このころのルフィは非常に短気ですぐにぶっ飛ばす!というような動きをしていて、見ていて興味深い戦いだったと思います。ゾロもこのころはすでにミホークに負けていて、もう二度と負けないと決めた後でしたらルフィでも遠慮なく戦いを挑んだのでしょう。

その後も、後腐されなくやっているふたりの関係がいいですよね。



ルフィVSゾロ|アニメ223話【アニメオリジナル】

ルフィとゾロがもう一度決闘したのは、アニメオリジナルエピソードでのことです。

アラバスタ編が終わった頃のオリジナルエピソードで、とある島に停泊することになったメリー号。次の日ロビンがナミにおはようとあいさつをすると「あなた誰?」と返答されてしまいます。ロビン以外の6人がすべて、出会ってからの記憶を失っている状態でした。

ロビンが記憶を奪われなかったのは眠らなかったからだということになり、その日は眠らないようにと覚悟を決めてメリー号で過ごします。

しかし、ロビン以外は眠ってしまって、途中で起きたサンジとロビンが話をしていると外から笛の音が。タツノオトシゴが笛を吹いており、そしてメリー号のルフィの特等席に座っていました。ルフィはそれに怒ってタツノオトシゴを攻撃。口から魂のようなものが出てきて、ルフィたちの記憶が戻ったのです。

竜宮城に向かう途中に催眠状態のゾロが立ちはだかり…

タツノオトシゴが住む竜宮城へ向かうルフィたち。しかし、ひとりで森で修業をしていたゾロが催眠状態になって立ちはだかりました。

様子のおかしいゾロをルフィが足止めすると決めて、他の4人は竜宮城へと向かいました。そこでルフィVSゾロの決闘が始まるのです。今度はゾロも意識がないとはいえ本気で容赦がありません。ルフィの方はまだゾロが操られているからと手加減をしているようにも見えますが、あまり手加減ばかりしていると命が危ない、そんな戦いでした。

ルフィVSゾロ、決着は…

最終的にゾロがルフィに鬼斬りを加えてルフィが倒れて決着です。

この勝負はゾロの勝ちということになります。ルフィはゾロを本気で殺すという戦いが出来ないというのもあったので、その点での力の差なのではないかと考えています。



ルフィVSサンジ|84巻844話

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、84巻、844話、集英社

いつも温厚で仲間想いのサンジも、ルフィと決闘をしたことがあります。過去にルフィとウソップが決闘すると決めたときには止めに入ったサンジでしたが、ホールケーキアイランド編でルフィと真剣勝負をしています。

サンジはビッグマムの娘・プリンと結婚するためにホールケーキアイランドに連れてこられます。四皇ビッグマムに目をつけられたらいくらルフィでもひとたまりもないと考えたサンジは、サニー号を降りる決意をしました。

しかし、それに納得できないルフィはサンジを助けに行こうとします。サンジはそれを「迷惑だ」と言ってルフィと決闘します。

サンジの攻撃を避けず、反撃せず…

ルフィはサンジの攻撃をすべて喰らっても何度も立ち上がり、そして反撃は一切しませんでした。サンジはそれをわかっていながらもルフィに攻撃を仕掛け、もうここには来るなと言います。

決着は・・・

出典:尾田栄一郎、ONE PIECE、84巻、844話、集英社

サンジの攻撃にルフィが倒れ、サンジはそのままビッグマムが待つ城へと向かいました。ルフィは「お前はおれの船のコックだから!!」「おれはお前の作ったメシしか食わねェ!!」とそれでもサンジを待つ覚悟を決めていました。

その言葉を聞いてボロボロに泣いているサンジ…。これはどちらが勝ち・負けと決めることは出来ない熱いシーンですね。

絆が深まる戦い

ルフィVSゾロ、ルフィVSサンジの戦いについて紹介しましたが、結果的にそれで絆が深まっているような気がするので、とても見ごたえがあるなと感じました。最終章になり、今後両翼との戦い自体はないでしょうが、ルフィが背中を預けるに値する二人であったと思います。

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