ルフィには数々の名言がありますが、その中で「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!!!」というものがあります。
しかしこれは実は誤情報で、実際はルフィが言っている名言ではないのです!今回は、ルフィが実は言っていない名言について紹介します。
ルフィが実際に言ってない名言
ルフィには数々の名言があります。「生きたいと言え!!」「当たり前だー!!」などが非常にわかりやすいですが、その中で実際にルフィが言っていないのにも関わらずルフィの名言だと思われているものがあります。
それが「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!!!」です。
実際の画像が上記なのですが、よく見ればわかるように吹き出しのところのセリフが張り付けられた画像になっていますよね。
つまり、これはコラ画像なのです。
元ネタはツギハギ漂流作家
週刊少年ジャンプで掲載されていた「ツギハギ漂流作家」は、主人公が非常にルフィに似ていると、トレス疑惑まで出てくる作品でした。ジャンプ編集がこの漫画を、ワンピースが掲載されているジャンプに掲載OKにしてしまったこと自体が間違いかもしれませんが、実際に掲載されてしまい少し炎上しました。
作中で犬が嫌いか猫が嫌いかで殺し合いを始めている人たちに向けて、主人公が言い放った言葉が上記。
「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ」というのは現代人にとても刺さる名言であることがわかります。
ルフィコラが出回ってしまって、ルフィの名言と認識される
主人公がルフィに似ていることからコラ画像が作られてしまい、ルフィの名言だと認識されるようになってしまいました。
しかし、実際はルフィは言っていない名言なので注意が必要です。
ルフィに輸入されてしまう!?
ルフィが言っていないはずの名言「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ!!!」が、ジャンプキャラクターが戦うゲームJスターズビクトリーバーサス』にて、ルフィの台詞として収録されてしまうという事件が起きてしまいました。
上記に動画があるので確認してほしいのですが、ルフィが「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ」と言っています。
漫画のヒトコマをみると「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ!!!(ドン!)」という感じですが、収録した音源は「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ」と優しいボイスです。
声優の田中真弓さんも「こんなセリフ言ったことあったかなあ?」と思いながら口にしたと後に話しているのです。
だからこそそのセリフを言うであろうシーンが浮かばずに、ルフィが諭すような優しい声をだしているのが印象的ですね。
ここまで輸入されてしまったらルフィの名言かもしれませんが、実際はツギハギ漂流作家の作中のセリフであることを知っていて欲しいですね!
まとめ
こちらの記事で紹介した内容は、以下の通りです。
- ルフィは名言が多いが、言っていない名言がある
- 「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ」はツギハギ漂流作家の名言
- ルフィと似ていることからコラが作られてしまい、ルフィの名言として広まってしまう
- その結果ゲームのルフィのセリフとして流用されてしまう
実際にルフィが言っていないということを知っていると非常に面白いネタだと思います。