ワンピース1096話は、くまの過去が描かれています。奴隷として働かされていたくまはゴッドバレーでの戦いで脱兎として高得点ポイントを着けられていました。ゴッドバレーの戦いの真相と、ニカについての情報が描かれていました!
ネタバレありであらすじを紹介します!
ワンピース1096話「くまちー」あらすじ
ゴッドバレ―には大量の資源があり、それを欲しがった世界政府は軍艦で島を取り囲みました。
先住民族を捕らえ「脱兎(ラビット)」と呼び、世界貴族による狩人(ハンター)200名によって、狩りを行うという酷いものでした。
脱兎には2種類おり、一般市民は「脱兎」、くまのように特別な能力を持つものを「SR脱兎」と呼び、その得点によって狩りの勝者を決めるようです。脱兎の腕には手錠がつけられており、狩りというよりも「殺人ゲーム」でした。
3週間生き残ったら自由の身になれると伝えているようですが、イワンコフによると過去全大会生存者は0なのだとか。
天竜人といっても結局は人間なので、人間が人間を殺害するゲームをするなどあってはいけないことなのでしょうが、天竜人も楽しそうに殺しているので、天竜人の非道な行動を描いていますね。
脱走を試みるイワンコフ・くまたち
イワンコフ、ジニーは脱走を目論んでおり、くまと他のメンバーと一緒に脱走計画を提案。
ジニーは盗聴のプロで、大会の優勝賞品が「ウオウオの実」と「ニキュニキュの実」であることを掴んでいました。脱走するためにはこの悪魔の実を誰かが食べて逃げるというもの。
ウオウオの実が手に入れば青龍に変身してそれに乗って逃げようという作戦、ニキュニキュの実を手に入れることが出来たらその能力で人を飛ばして逃がすというのが作戦でした。
悪魔の実を求めてロックス海賊団、ロジャー海賊団が動く
ロックス海賊団とロジャー海賊団も悪魔の実を求めてゴッドバレーに乗り込みます。
以前カイドウがビックマムに大きな借りがあると言っていましたが、この大会で悪魔の実を手に入れたのはビックマムで、それをカイドウに譲ったということなのでしょう。若かりし頃の白髭やステューシーなどもいるので、かなり熱い展開ですね。
ロジャー&ガープも参戦!
若かりしロジャー海賊団が上陸。それに対してフィガーランド・ガーリング聖は狩りを辞めて海兵を天竜人を守るために下げました。
そして、神の騎士団が海賊の相手をするようになったようです。ロジャーたちはロックス海賊団との戦いを目的としているようで、お互いに火花を散らしていました。
ロジャーが来ることを聞いたガープも、ゴッドバレーに上陸。
ゴッドバレーで行われていることは知っていたようで「天竜人の修学旅行」と言っていたのですが、実際にこの殺戮を見ていたとしたら止めてくれるでしょうから、天竜人がゴッドバレーを奪うということだけ知っていたのではないでしょうか。
ガープの参戦で、ゴッドバレ―にはロックス海賊団・ロジャー海賊団・ガープと大混乱になっています。狩りどころではなく、ロックス海賊団やロジャー海賊団、ガープの対応に追われることになったようです。
ニキュニキュの実を手に入れたのはくま!
中央に潜り込むことに成功したくまたち。
悪魔の実を手に入れたイワンコフとくまでしたが、イワンコフは持っていた悪魔の実をビックマムに奪われてしまいました。
「そっちもよこしな!」というビックマムに対し、食べろと言われて何も考えずに食べるくま。「一人でも助かればヴォレたちの勝ちだ!!!」という勝利宣言をするイワンコフ。
バッカニア族はニカのせいで冷遇されている?
そんなくまに対し、サターン聖が攻撃をします。
「バッカニア族の子供……」
「お前には奴隷になる事と 死ぬことしか許されていない…」
「ーーそれは歴史が決めたのだ」
と、サターン聖が言いました。それに対し、くまは反論します。
「……おじさんえらいの?」
「生まれた時からえらいなんておかしいよ…」
「生まれた時から奴隷なんて生まれる意味がない」
「ぼくに今何かの力がついたのなら ーーぼくは”ニカ”のように…」
「こんなかわいそうな人達を 一人でも救いたい!!!」
それに対して、サターン聖は「…だから消えるんだお前たちは」と答えていました。
結局英雄ガープの伝説が生まれて終了
ゴッドバレ―の戦いは英雄ガープの伝説という情報だけが明かされたようです。
かつてゴッドバレーについて情報が出たときは、「ゴッドバレーに居た天竜人とその奴隷たちを守るためにガープとロジャーが手を組み、ロックス海賊団と戦った。ロックス海賊団はそこで解散になった」と言われていました。
新聞にはガープとロジャーが奴隷解放をしたということになっていたようですが、実際はくまがあの混乱の中で500名以上もニキュニキュの実の能力で飛ばし、救ったとのこと。
イワンコフと別れてソルベ王国で暮らすくま
ソルベ王国でくまとジニーは一緒に暮らし、お腹いっぱい食べられる喜びを感じていたのでした。
ニカのせいでバッカニア族は冷遇されている?
「ニカのようになりたい」といったくまに対し、サターン聖は「…だから消えるんだお前たちは」と発言していました。
このことから考えられることは、
- ニカは元々バッカニア族だったのではないか
- ニカと戦った世界政府は、バッカニア族を奴隷として扱うことにした
- バッカニア族は消えるべき一族とした
ということなのではないでしょうか。
ニカの伝説を知っていたのもバッカニア族に伝わっている伝承ということだったので、ニカはバッカニア族だったか、深いかかわりがあったのではないかと考えられます。
1096話の終わり方が不穏
今回、4歳から奴隷をしていたくまとジニーが一緒に暮らし、幸せであることに涙を流して終わりました。
あまりにも幸せな二人だったので、来週はもっと不穏な話になるのではないかと考えています。くまは自分から志願してパシフィスタになったと明かされていたので、ここからくまが実験道具になるところまで描かれるのではないかと考えています。
ボニーの母親がジニーなのだということは、名前が似ているのでわかります。
ジニーが生きているかどうかについても、来週には明かされるのではないでしょうか。1097話がとても楽しみですね。