大海賊時代を巻き起こしたのは、ゴール・D・ロジャーが「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ…」「探してみろ この世のすべてをそこに置いてきた」と発言したことがきっかけです。
ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)にたどり着いたロジャーが、そこに置いてきたといっていた財宝たち。そして最新話で一度海に沈んだことのある世界のことを考えると、「そこ」ではなく「底」に置いてきたのではないかと考察できます。
もし、最初からこのことを考えて漫画を描き始めたとするなら、尾田先生は本物の天才ですね…。
今回は、ワンピースと古代兵器について考察していきたいと思います。
ワンピースを手に入れるために「古代兵器」が必要!?
ロジャーの残したワンピースを手に入れるルフィの冒険に、度々登場する古代兵器の名前。古代兵器のことが書かれている歴史の本文を読むことが出来るロビンがメンバーに加わっていることから、ワンピースを手に入れるためには古代兵器が必須アイテムなのではないかと考えています。
そうでなければロビンと一緒に旅をする必要がないですからね。
そしてもう一つ、ロジャーはなぜラフテルまで到達したのにワンピースをそこに置いてきたのでしょうか?
それは「古代兵器がなくて手に入れることが出来なかったから」ではないかと考えています。物理的に手に入れることが出来ずに海の「底」に置いておくことしかできなかったのではないでしょうか。
まず、ロジャーが処刑されたのはルフィが17歳の時の22年前。しらほしがポセイドンの力に目覚めたのは、10年前とのこと。
つまり、ロジャーがラフテルに到達したときにはまだ古代兵器ポセイドンがこの世に存在しない状態だったのです!
だからロジャーはせっかく手に入れられそうだったワンピースを、そこに置いて帰らなければいけないとなり、笑い話=ラフテルとなったのではないかと考えています。
古代兵器の秘密①ポセイドン=しらほし姫
古代兵器ポセイドンは、リュウグウ王国のしらほしであることが明らかになっています。
しらほしはポセイドンの力を10年前に発現しており、海王類と会話ができ操ることができる「海王類の王」の力を使えます。
悪意を持てば世界を沈められる力であり、愛をもって使えば人々を助けられる力です。
海底に「箱舟ノア」が沈んでおり、海王類を使って箱舟を動かせるのがしらほしの力。この箱舟ノアこそがポセイドンの力なのでしょう。
古代兵器の秘密②ウラヌスは核兵器で世界政府が所有
2つめの古代兵器は、ウラヌスです。
ベガパンクが作ったマザーフレイムというエネルギーを元に動かしているのがウラヌスです。
ルルシア王国を一撃で沈めた威力を持つもので、イム様の命令で利用されていることから、世界政府が所有しているのでしょう。
古代兵器の秘密③プルトンはワノ国自体が戦艦となったもの
プルトンはウォーターセブンで設計図が出てきた「世界最悪の戦艦」のこと。これはワノ国にあるといわれているのですが、外観図を見るとワノ国自体がプルトンである可能性が高いです。
外壁で囲んだのは、プルトンの強大な力を抑えるため。プルトンが起動することを「開国」と言っている可能性が高く、外壁を壊してプルトンが動き出すのでしょう。
ワンピースはどんなもの?
ワンピースはすでに海底に沈んでいて、古代兵器3つ利用しないと手に入れられないものだと考えると
世界を正しい状態に戻す、オールブルーが存在する世界を創ることになるのではないでしょうか。
ルフィが求める新時代は「自由」です。しかし、現在のワンピース世界はログポースを使って行き先さえも決まっているんですよね。
古代兵器を利用して世界自体を創造し直すことで、ルフィの夢の果てが手に入るのだと考えています。
ワンピースを手に入れるためには古代兵器が必要となると、世界政府との衝突は必須。そこからDとの関りが描かれていくのでしょう。