先週に引き続き、世界会議の裏側を描いていたのが1086話。今回もネタバレしていきますので、まだ本誌を読んでいないという人はご注意ください!
【ネタバレ】ワンピース1086話あらすじ
前回コブラ王が殺されたところまで描かれていましたが、今回はその後…つまり、ビビやサボがマリージョアを抜け出すところでした。コブラ王が亡くなったこと、ビビが失踪したことは伏せられたまま世界会議は終了しました。
密航する人々
世界会議が終了し、王族たちが自分たちの国に帰ろうと船を出しました。その船の中には密航者たちが潜んでいます。
エイギス王国へ向かう船には、ビビとワポル。ボニーはタジン王国、サボはルルシア王国の船に潜んでいました。サボは五老星たちとの戦闘で大きな傷を負っていましたが、コブラ王の「頼んだぞサボ君!!生きのびろ!!」という最後の言葉を思い出し、悔しそうにしている姿もありました。
ワポルに何を見たか聞くビビ
見てはいけないものを見たと逃げるワポルと一緒に逃亡したビビ。「いったい何を見たの?」と聞くビビに、ワポルは「言えるか!!お前には一番言いづらいわ!!」と頑なに何も言いません。実際、CP0に追われているビビに対してコブラ王が亡くなったことを伝えれば取り乱すことは間違いありません。
そううならないために、ワポルは密告船の中ではビビに告げないという選択をしたのです。コブラ王が亡くなったことは新聞で大きく報道されていたのでいずれは知ることになるでしょうが…ワポルなりに気を使っているのだと感じました。
イム様が五老星に「マザーフレイムを使いたい」と伝える
舞台はマリージョアに戻り、イム様が花の部屋から五老星に連絡をします。ペガバンクが作ったマザーフレイムという武器を使いたいという指示でした。使う場所はルルシア王国…ルルシア王国が爆発したのは、すべてイム様と五老星の仕業だったことがわかりました。
また、五老星のフルネームと役職が明かされました。
- 科学防衛武神 ジェイガルシア・サターン聖
- 環境武神 マーカス・マーズ聖
- 法務武神 トップマン・ウォーキリー聖
- 財務武神 イーザンバロン・V・ナス寿郎聖
- 農務武神 シェパード・十・ピーター聖
五老星という名前であることから、惑星や宇宙関連の名前なのではないかと言われていましたが、がっつり惑星の名前でしたね。ただ、気になるのが太陽系の惑星は「水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星」の9つ。※冥王星はすでに惑星から外されていますが、今回は入れています。
- ジェイガルシア・サターン聖(土星)
- マーカス・マーズ聖(火星)
- トップマン・ウォーキリー聖(水星)
- イーザンバロン・V・ナス寿郎聖(金星)
- シェパード・十・ピーター聖(木星)
つまり、天王星と海王星はいないのです。世界の創造主であるイム様が地球だと考えても、天王星と海王星がない…と思ったら、実はすでに出てきていたんですよね。
そう、古代兵器「ウラヌス(天王星)」「ポセイドン(海王星)」「プルトン(冥王星)」
大体繋がってきた感じがしますね。
ビビを欲しがるイム様
イム様は五老星たちにマザーフレイムを使うように指示を出し、そして「ビビが欲しい……」とひとこと。それに対し御意、と答えていることから、今後ビビをめぐる戦いが起きることが予想されます。
なぜイム様はビビを欲しがるのでしょうか。ビビがDの一族であったことはすでに1085話で確定しているため、もしかしたら「リリィ」に関することを聞きたいのかもしれませんね。ただ、ビビ自身は自分がDの一族であることは知らないようですし、リリィのこともどこまで知っているかはわかりません。それならばコブラ王を殺す必要がなかったのではと思いますが、ビビがリリィに似てるとかそういった類の可能性もあります。
サボがドラゴン・イワンコフに状況説明
無事脱出したサボが、ドラゴンとイワンコフに状況を説明しました。
サボは元々ルルシア王国への密航者でしたが、ルルシア王国は元々反乱の意志が強いため、サボにも友好的な感情を持っており、革命軍への志願者を連れて船に乗った所、ルルシア王国が謎の攻撃を受けて崩壊したと。大きな雲に覆われて攻撃された、武器なのか自然災害なのかもわからないくらいの攻撃だったと伝えていました。
これがマザーフレイムなのでしょう。
そしてイワンコフが「800年前にこの世界を創造した最初の20人に、イム聖という人がいた」と告げています。
不死の力がこの世にあることも触れ、イム様が800年間生きていたことを確定させていました。
極秘で行われた天竜人の処刑・・・
処刑を行ったのは「フィガーランド・ガーリング聖」三日月型の髪型をしているので、月のモチーフのキャラクターなのでしょう。
ドンキホーテ・ミョスガルド聖を処刑したようです。
気になる考察!
ここからは気になる考察をしていこうと思います。
ウタはフィガーランドの人?
今回はイム様や五老星について明らかになった部分が多いですが、個人的には最後の「フィガーランド・ガーリング聖」が気になります!
フィガーランドという言葉に聞き覚えがある人も多いかもしれませんが、映画FILM REDに登場したウタがフィガーランドの一族であるような描写があったのです!ウタを止めるために殺さなければいけないという決断を五老星がしている時に、「フィガーランドのものであってもか?」と言われているのです。
ウタとシャンクスに血のつながりはありませんが、ウタの出生は誰にもわかりません。五老星がそれを正しく理解しているとは考えにくいので、「シャンクスの娘だから、フィガーランドだと考えた」というのがしっくりきます。そう考えると、シャンクスがフィガーランドの一族なのかもしれません。シャンクスは天竜人の可能性も出てきますね。
シャンクス自身も出生が謎なので、何か天竜人のいざこざの中で捨てられたと考えるのが自然かもしれません。
ひとつ気になったのが、このガーリング聖が持っている剣が、シャンクスの持っている剣と同じなのです。やはりシャンクスはフィガーランド一族の人間なのか?同じ形の剣がどうして複数あるのか・・・シャンクスが持っている剣は元々二刀流で使うものであった可能性もあり、シャンクスが今後、五老星や天竜人とどのようなかかわりが出てくるのか気になりますね!
イム様だけが生きている?
イム様をはじめとする最初の20人で世界を創造した。その20人の血族は天竜人となっていますが、創造した他の19人はは死んでいき、イム様だけが生きている。つまり、世界を創造した神のような存在として君臨しているため、他の天竜人からするとイム様が絶対的な存在になっているのだろうなと感じました。
不老になる力と考えると、オペオペの実しか考えられませんが…そもそも天竜人は悪魔の実を食べたりするのでしょうか?
1085話で獣のような形に姿を変えた五老星を見ると、悪魔の実ではなく元々特別な力を持っているのではないかと考えてしまいます。例えば、イム様や天竜人から悪魔の実が生まれたとか…。
気になるところはたくさんありますが、次のワンピースが楽しみですね!
来週からは尾田先生が手術のため4週間お休みされるということなので、他の考察をたくさん上げていきたいと思います!