初登場のホールケーキアイランド編では、CP-0の諜報部員として暗躍し、玉手箱の爆発の罪をルフィに擦り付けるという行動をしていたステューシー。しかし、実際はCP-0を裏切っていたのです!最新話ではCP-0を裏切りベガパンクの仲間として行動しているステューシーが、今後仲間になる可能性について考察します!
ステューシーの裏切り!MADSの作った複製人間
エッグヘッド編でCP-0を裏切ったステューシー。その流れを紹介します。
CP-0はベガパンク殺害の任務に就く
ステューシーはCP-0として、カク・ルッチと一緒にベガパンクの殺害の任務に就きます。ベガパンクは研究の延長で空白の100年に近づいてしまったために、五老星から殺害命令が下ってしまったのです。
ルッチからも「ーー世界一役に立つ男を消すか……」「ーー先日のルルシアの件と……何か繋がりが………?」と言われるほど。ベガパンクを生かしておくメリットの方が高く、命令とはいえ殺してしまうことを不思議がっているのがわかりますね。
それに対しステューシーは「ダメよ詮索は… あなたみたいに勘のいい人は特に……!!」と制しています。
ルッチは頭がいいですから、なぜベガパンクが消されるかにたどり着いてしまうとよからぬことに気づいてしまいますから、そうなるとルッチも殺されることになってしまうことを言っているのでしょう。
CP-0を裏切り、カク・ルッチを制圧
ステューシーは黒い羽のようなものを生やし、いきなりカクを眠らせました。その後、ルッチにも口紅型の海楼石でルッチの行動を制限し、その隙に首筋に噛みついて眠らせました。流石CP-0の諜報員だと言わんばかりの行動力と、判断力と言わざるを得ないですね。
そして麦わら海賊団の船でエッグヘッドに移動しました。
正体は複製人間
ベガパンクをはじめとする科学者集団が集まるMADSが作った複製人間がステューシーであることが明らかになりました。実際、ステューシーを作った血統因子の技術を世界政府から目をつけられ解散させられました。
その後ステューシーはCP-0として活動しながら、闇の帝王の一人にまで上り詰めたのです。
ベガパンクとも仲が良好のようで、彼を殺そうとするCP-0を裏切って味方になりました。
ステューシーが所属する闇の帝王とは
ワンピースの世界にも闇の世界というものが存在することが明らかになっています。ドフラミンゴが闇のブローカーとして人工悪魔の実を作って売っていたこともありますし、そういった裏の世界を牛耳っている人物がいるのです。
ビックマムの地獄のお茶会には闇の帝王が呼ばれていました。
- ル・フェルド:闇金王
- ステューシー:歓楽街の女王
- ドラッグ・ピエクロ:大手葬儀屋
- ギバーソン:倉庫業老舗
- ウミット:海運王
- モルガンズ:世界経済新聞社社長
ステューシーはベガパンクに作られた複製人間であり、ウミットは最新話でベガパンクの研究所に物資を運んでいるシーンが描かれていました。闇の帝王の多くはベガパンクとの関りがある可能性があります。
闇の帝王と世界政府の関係
闇の帝王は四皇であるビックマムのお茶会に呼ばれていました。海賊ではないものの海賊と良好な関係を築いていながら、仲良くしているという現状があります。そしてウミットは世界政府の使いとして船をだしていることから、世界政府との関りも考えられます。
そもそも、闇の世界というものを世界政府が黙認しているというのも不思議なものですね。ドフラミンゴは七武海だったということもありますが、世界政府にバレないようにうまくやっているということなのでしょうか。ウミットあたりは世界政府からの仕事も担って良好な関係を築いていそうです。
そこでキーになるのがステューシーなのではと考えています。
世界政府も闇の帝王たちが徒党を組んだり協力したりして反発して来たら困るはず。だからこそステューシーを歓楽街の女王として闇の帝王に潜り込ませているのではないでしょうか。諜報部員として相当な活躍をしていますね。
【最新話】ステューシーは自分を「不幸」だと思っている
ステューシーは最新話でくまに「あなた自我を失うんですって?」と楽しそうに声をかけています。
そのあとに「自我を失った人間と 自我を持った複製人間 どちらが不幸かしら」とそれも楽しそうに話しています。今は乗り越えているのかもしれませんが、ステューシーはステューシーなりに苦労があったのではないかと考えています。
この時の服装を見ると黒いコートに身を包んでいますよね。ステューシーのCP-0の制服が白なので「勤務時間外」ということなのでしょうか。勤務時間外にベガパンクの様子を見に来るくらいには仲がいいということなのでしょう。
ステューシーは仲間になる?
麦わら海賊団のメンバーは現在ルフィを合わせて10人。仲間は10人は欲しいなと第1話で話していたことから、あと1名の枠があるのではないかと言われています。そこにステューシーが加わる可能性は非常に低いのではないかと考えています。
ステューシーが目指すものとルフィが目指すものが一致しないからです。
ただ、ルフィは世界中を旅しながら仲間を増やしていっています。何かあったら助けに行くと言っている人も多いので、ベガパンクやステューシーもそういった味方の類にはなるのではないかと考えています。ベガパンクは今後も世界政府に追われる立場なのでルフィという後ろ盾があることは世界政府にとっても大きなプレッシャーになることは間違いありません。